地元の福島で事務員として働けることを軸に仕事を探し、当社に出会うことができました。
就職活動中はさまざまな企業を見てきましたが、一番魅力を感じたのが当社でした。私自身は建設についての知識はほとんどありませんでしたが、日頃何気なく利用していた地元の施設や病院、道路、トンネル、橋など、これらを施工していたのが当社だということを初めて知り、スケールの大きい仕事にとても興味がわきました。
当時、東日本大震災の後で、当社は被災地の復旧・復興の最前線に立って奮闘されていました。私も福島の震災復旧、復興、これからの福島の街づくりに当社の一員として携わることで仕事へのやりがいを得られるのではないかと感じたことを覚えています。
私の仕事は直接現場に関わるものではありませんが、年に数回、女性パトロールや品質委員会の合同研修会などで、施工途中の現場や竣工現場を見学する機会があります。社員、技能者の皆さんが一生懸命手掛けるものづくりは、どの成果物も誰かの役に立つものばかりだと思います。私も安全管理担当という立場からものづくりに関わることができているということが、日々の業務のやりがい、モチベーションに繋がっています。
私が所属している安全管理部は、現場の事故や災害の速報がいち早く届きます。安全管理の業務を行うようになってからは特に、現場作業は危険と隣り合わせの仕事だということを実感するようになりました。各現場が無事故・無災害で竣工まで迎えられるよう、社員や技能者の皆さんが怪我をすることなく、安全に作業が終われるよう日々願うようになりました。
また、仕事と育児の両立は想像よりもずっと大変ですが、無理なく両立できているのは、周囲の方々のご理解とご協力あってのことと実感しています。
いま支えていただいている方々へ感謝の気持ちを忘れずに、恩返しをしていきたいと思います。
職場の中で欠かせない存在になることです。そのためにも一つひとつ経験を積み、専門的知識を増やす中で、頼られる存在へと成長していきたいと思います。
また、私が仕事を通じて得られた知見を、娘が進路を決めるときや就職をするときに一つの視点として役に立てるように、私らしくキャリアを積んでいきたいと思います。娘に「私もお母さんのように仕事を頑張りたい」と言ってもらえることが夢です。
結婚や出産といったライフステージの変化によって女性は影響を受けやすいものですが、働き方改革が導入され、今後さらに女性の社会進出が期待されるのではないかと思います。
私は産前産後休業・育児休業制度を利用させていただきました。当時娘が一歳を過ぎても保育園が決まらず、保活の疲れと仕事復帰ができない焦りがありました。しかし職場の方々からは、優しく声を掛けていただき相談にものっていただきました。そのおかげで安心して仕事復帰できたことを覚えています。
また、仕事が行き詰ったときや悩んだときは、体力的にも精神的にもきついなと思うことはありますが、当社には声を掛けてフォローしてくれる上司、協力してくれる職場の仲間がたくさんいます。温かい雰囲気の職場に恵まれているということを、復帰後は特に実感するようになりました。
当社は、社員の家族も大切にしてくれる制度が充実している会社です。女性社員だけではなく、男性社員も育児休業制度の利用が可能です。実際に利用された男性社員もいます。
また、年次有給休暇、時間単位有休を利用することで急な病欠や保育園行事の参加などにも対応しやすく、子どもの成長に合わせて無理なく勤務できるため、女性も安心して働き続けられる会社です。