02街の表情と
人の流れを築く建築工事
Pickup Contents
伊達小学校
屋内運動場 改築工事
数十年間に渡り地域の子どもたちの成長を支え続けてきた、伊達市立伊達小学校の屋内運動場。近年の学習形態への対応や、耐震機能向上のため、佐藤工業では屋内運動場の改築工事を実施いたしました。



Pickup01改築工事の経緯
地域の子どもたちが
安心して成長できる
環境づくりを担い続けて
昭和50年から47年間、地域の子どもたちを育み続けた歴史ある伊達小学校屋内運動場の改築工事を行いました。
佐藤工業株式会社は、2020年12月〜2022年1月の2年間に渡り、伊達市立伊達小学校の屋内運動場・児童クラブの改築工事に携わりました。伊達小学校の屋内運動場は、昭和50年から47年間、地域の子どもたちを育み、愛され続けてきました。今後の数十年間も、地域の子どもたちや住民の皆さんに安心してお使いいただけるよう、最新の耐震技術などを用い施工いたしました。
佐藤工業は、これからも地域の子どもたちが安心して成長できる環境づくりを担い続けて参ります。
Pickup02設計コンセプト

みんなの伊達小づくり
~アリーナ・児童クラブ ~
本計画は、伊達市立伊達小学校の建替えです。同一敷地内に、解体と建設を繰り返しながら最終形を目指し、建替えプロジェクトを進行中です。建築は、①アリーナ棟(屋内運動場・スクールコミュニティ室・放課後児童クラブ併設)、②校舎棟、③講堂棟(学校の特色を生かした音楽講堂)の3つの棟で構成され、それぞれがブリッジ等でつながります。
●屋内運動場と放課後児童クラブの合築
今回完成したアリーナ棟は、屋内運動場と放課後児童クラブが合築され、さらに地域の教育力の向上とコミュニティ形成を担うスクールコミュニティ室を併設しています。
●明るく開放的な空間を創出
屋内運動場の屋根架構には立体トラスを採用し、ハイサイドライトによる明るく開放的な空間づくりを行っています。また、集成材(パイン)及び天然木化粧合板(タモ)、シナ合板による内装木質化を図り柔らかな空間を創出しています。
●児童の居場所
併設される児童クラブは、吹抜けの交流ホールを核として、ハイサイドライトにより明るい光を取り入れ、その周りにクラブ室、学習スペース、児童の居場所を設けています。
また、木質フローリング(カバ)及び、シナ合板、木目調ルーバーによる内装木質化を図り、明るく楽しい空間を創出しています。
●地域の一時避難所
地域の一時避難所として、備蓄倉庫を設けるほか、2階に設置した受水槽により、断水及び停電時でもトイレが利用できる仕組みとしています。
福島県建築設計協同組合 杜設計・ボーダレス設計共同体
代表者 株式会社杜設計
代表取締役 鈴木 宏幸
Pickup03施工者の想い

施工期間中、小学生の
『頑張ってください』の声が
大変励みになりました。
子どもたちがいつも見ている。そのことを胸に誇れる行動をとれるよう日々意識しながら施工に携わりました。
敷地内では、子どもたちが学校生活を過ごしているため、児童の安全の確保を常に心がけました。子どもたちが常に見ているからこそ、当たり前のことを確実に行う、できない・無理という言葉を簡単に口にしないなど、誇れる行動をとれるよう、日々意識しながら施工に携わりました。施工期間中、小学生の「頑張ってください」の声には励まされましたね。夏場のコンクリート打設、ウッドショックによる木材の納期、雪により外構工事の遅れなど苦労する点もありましたが、システムトラスの天井で、壮大感と開放感のある体育館に仕上がりました。伊達小学校の改築事業は令和6年まで続きます。校庭が使えない分、新しい体育館でたくさん体を動かしてもらえたら嬉しいです。
佐藤・松浦・山﨑特定建設工事共同企業体
代表者 佐藤工業株式会社
現場代理人 菅野 福太郎