一般社団法人全日本建設技術協会より、全建賞を受賞しました
表彰関係2019年06月25日
全建賞は、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進するために設けられたものです。 昭和28年(1953年)の全建賞創設以来、日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や、その時々の国民ニーズに沿った幾多の取り組みに授賞がなされてきました。その中でも、東日本大震災に係る復旧・復興事業において優れた貢献をした事業に贈られる「東日本大震災に係る復旧・復興特別枠」で受賞をしました。
創意工夫や新技術を導入して高い効果を上げた事業や、情報発信・イベント開催など、行政と住民・企業・学識者等との協働事業なども対象となっており、それぞれの現場で技術者が顕著な工夫、努力をしてきた公共事業が、各発注者の推薦により選ばれています。 東日本大震災に係る復旧・復興事業に携わり地域の復興に貢献することができうれしく思います。
《事業概要と評価》
数十年から数百年の頻度で発生が見込まれる大規模な津波に対して、新地町市街地を守るべく、海岸堤防を嵩上げし、その背後に防災緑地を整備した事業。 地域住民や民間企業等と協働で当該公園の整備を進めた点や、事業の本来目的である防災機能はもとより、自然とのふれあいの場等としての地域振興機能、震災で失われた景観・環境の再生・形成機能の確保を図った点が評価されました。